私の就活必勝法は、とにかく「自分で見てくる」ということです。もともと子どもの頃から、何事においても「自分で現地へ赴いて、自分の目でみて、自分で聞いてくる」という情報収集のスタンスが大好きだった私は、転職活動の際にも応募した企業に関連する情報を自分で出向いていって集めてくるということを実行し、最終的には希望する会社からの内定を頂きました。

私の場合、BtoCの会社を希望していたこともあり、例えばレストランを運営している会社ならそのレストランに、アパレル関係の会社ならその販売店に、面接の事前に必ず足を運び、店舗の雰囲気やスタッフの対応などを確認していたのです。
これはどちらかというと、あくまで自分のための情報収集の一環で(言ってしまえば自己満足のために)やっていたことでしたが、結果的にそれが希望する会社に対して自身をアピールすることにもつながりました。

面接の際に「御社の店舗に出向いてきました」「自分で見てきました」とお話すると、ただ何となく数を打てばあたる方式で受験しているのではなく、真剣に前向きに就活に臨んでいるのだという姿勢をご理解、ご納得頂けることが何度もありました。私にとってはごく自然な(というか、むしろ趣味と言ってもいいかもしれません)ことなのですが、面接官の方の反応を見ていて、「やった方がいいなか」「やってみようかな」と思いつく人はいても、実際にそれを実行に移している人は少ないのかもしれないなと思いました。特にそれが新卒での就活ではなく、中途の転職活動の場合は、特にそこまでやる人はめずらしいと面接官の方はおっしゃっていました。

「御社が第一志望です」「御社に興味があります」と言葉だけでたくさんアピールをするより、この面接のために時間や労力をかけて実際に出向き、自分で確認してきました、という行動ベースの取り組みを伝えことで、より雄弁に志望度合いが高いことが伝わっていたのではないかと思います。(まあ実際は、私の場合はほとんどの会社に対して同じアプローチをとっていたので、特別志望度合が高い会社だからそういう取り組みをしていたわけではなかったのですが。笑)
結局、そうやって内定を頂いたうちの一社に入社することを決めたのですが、事前に確認していたこともあって、大きなギャップもなくスムーズに働きはじめることができました。

BtoBの会社ではまたできることが異なるかもしれませんが、BtoCの会社なら、誰でも「お客様」として、その会社の提供している商品やサービスを体験、確認することができると思います。「やってみたらいいと思うけれどもわりとやっている人は少ない」こと、特に中途採用ではそれを実行することで、いい意味で印象に残る応募者になれるのではないかと思いました。