従姉妹はずっと働きたい仕事があって、その業界での就職チャンスを狙って就活をしていました。ただ、その業界が特殊だったのであまり社員募集もなく繋ぎとしてアルバイトをしながら暮らしていました。アルバイトは楽しかったようですが働きの割りに時給が安すぎるのもあり、なかなか就活の為に割く時間もなくなってきて5年くらいが経ってしまいました。
その間、生活費は全て自分で賄っていたので生活も結構厳しかったようです。さすがに従姉妹もこのままではいけないと思ったようで、一度自分のやりたい仕事じゃない仕事にも応募してみたりして他の職種にも目を向けるようになりました。それから間もなくして1件の会社に採用されました。私はてっきりそこで就職を決めるものだと思っていたのですが、
労働条件や通勤時間それに面接の時の先方の会社の対応などでどうも従姉妹としてはひっかかる部分が多かったようです。両親も早く就職して欲しいと思っているのは分かるので悩むわ…と私にも電話がかかってきたりしてかなり考えているようでした。結局その会社の採用はお断りをして従姉妹はまた就活を始めました。就職先はネットや主に求人誌などを読んで探していたようでした。

それから暫くして会社を1つ受けてきた、と。以前そこで働きたくて社員募集をしていないか電話問い合わせをしてみたが募集はしておらず、今回たまたま募集が出ていたので受けたそうでした。面接をしてくれた社員の方が従姉妹を気に入ってくれたようで、面接時間がとても長引いたらしくこれなら受かるかもしれないけど…と従姉妹も若干の意気込みを見せていました。

後日、従姉妹の元に不採用通知が届きました。従姉妹はそこで一回は諦めてまた別の会社を探そうと思ったようですが、どうしてもそこで働きたかったそうで手紙を書いて「何故自分はここで働きたいか。会社のどういう部分に惹かれたか」等、面接では話しきれなかった事を全てまとめて面接をしてくれた社員の方宛てに送りました。

それでも駄目だと断られたらきっぱりと諦めるつもりだったようです。早く届いて欲しかったので速達で送った結果、その日のうちには先方から手紙を受け取ったのでもう一度面接をしましょうかとお返事があったそうです。そしてそのままとんとん拍子で採用が決まり現在はそこでばりばり働いています。

どうも従姉妹が手紙を送った際に採用予定だった1人の人が都合により採用を断って来たのでタイミング良く補充人員を探していたのだとか。どうしても働きたい会社があったら1回で諦めてしまわないで、自分なりのやり方でも再度チャレンジするのも大事なんだなと思いました。