夫の海外赴任に同行して1年間アメリカに行くことになり、7年間務めた会社を退職しました。正直今後のキャリアを考えたときに「再就職できるのだろうか」「ブランクがマイナスになるのでは」という不安もありましたが、ただ夫についていくのではなく、何か自分のキャリアアップにもつながるような1年間を過ごすようにしようと思い、現地で語学学校に通うことにしました。

前職では日常的に英語を使う業務はほとんどなく、渡米前の英語のスキルは大学生レベル。渡米した当初は英語の聞き取りもままならず、自分の英語力のなさを実感する毎日でしたが、もう一度いちから学び直す姿勢で学習に取り組んだ結果、1年間で渡米前からTOEICのスコアを300点伸ばすことに成功。ちょうど日常会話もなんとか対応できるようになってきた頃、帰国の時期が迫ってきました。

日本に帰国してから就職活動を始めるより、アメリカにいる間から情報収集をしておきたいという思いで、転職エージェントに何社か登録を始めたのが帰国の1か月半前でした。エージェントの担当者の方とビデオチャットで面談の機会を頂き、いくつか希望職種のご紹介を頂く中で、「外資系はいかがですか?求められる英語のレベルでいくと、応募が可能ですよ」というご提案を頂くことに。自分の英語力でビジネスシーンでの対応が可能なのか、外資系経験のない私にはハードルが高いのではないかという不安はありましたが、ダメ元で応募させて頂きました。するとトントン拍子に話が進み、帰国後すぐに面接を受けさせて頂けることに。

結果、帰国後約1か月でそのうちの1社から無事内定を頂き、そちらの会社にお世話になることになりました。
正直な感想で、やはり外資系勤務の経験のなかった私が無事内定を頂けたのことは、かなりのステップアップだったと感じています。やはり渡米する前にきちんと目標をたててスキルアップに注力したこと、帰国前から早めに就職活動を始めたことで、帰国後の一番英語スキルの高い状態で面接に臨むことができたこと等がポイントだったと思います。
実際、私より長くアメリカに滞在していらっしゃる同じような境遇の女性の方々が何人もいらっしゃいましたが、帰国後のキャリアを見越して何かに取り組んでいる方と、なんとなく海外生活を過ごしてしまっている方とで、その後の転職状況には大きく差があるなぁと実感しました。

また、企業によっては、帰国前の段階でビデオチャットや電話面接等に対応してくださるところもありましたし、「現在海外にいます」と履歴書に書くことで応募書類にもインパクトが出ると伺いましたので、「帰国してから探し始めよう」と変にタイミングを待っているより、早め早めで動いた方がいい状態で就職活動を進めていけるのではと感じました。